戦争のつくりかた

 

人のいのちが世の中で一番たいせつだと、

今までおそわってきたのは、間違いになりました。

一番たいせつなのは、「国」になったのです。

最近テレビのCMで「日本のビール」だとか「日本の家」だとか、やたら日本日本と国家名が強調されているようですね。国家という単位はそんなに大切なんでしょうか?テレビ番組でも外人タレントを使いここが日本の優れた点と自画自賛ばかり。わたし、ちゃんと覚えていますよ。昭和の経済成長絶頂期ではCMで日本という言葉の連呼などありませんでした。だって日本で放送されているCMですから、言わずもがな日本に決まっています。1990年代になって、そんなの判っているのにわざわざ「日本の~」と強調するCMがぽつぽつ出てきたのです。そのとき既に結構な違和感、随分反動的だなって感じてましたよ。

これは監視員Ⅱさんにご紹介頂いた動画です。どうぞご覧下さい。だいたいこの動画通りの筋書きで物事が運ばれていますね。今年夏の参院選争点として安倍は緊急事態条項を出してきました。これはナチスの全権委任法と同じようなものです。特定秘密保護法(2013)、集団的自衛権(2014)、安保関連法(2015)、緊急事態条項(2016)、2012の安倍政権誕生以来たった3年で日本は民主主義は危機状態にあります。その他にも慰安婦問題での日韓関係の悪化、尖閣問題絡みの日中関係の悪化、NHKの私物化とマスメディアへの圧力、マイナンバーの施行、貧富の差拡大...好いとこ全くなし。そして最終目標が憲法改悪です。

悲観的かもしれませんが、仮に野党共闘が成功しなければ自民の大勝は確定です。自民は大手を振って憲法改変へのスタートを切るでしょう。日本国憲法は自民の変態政治家達の作った変態憲法に変えられてしまうでしょう。日本は日本会議というカルト教団に完全支配されることになるでしょう。

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