Tag Archive for Pacifist Constitution

Ballrooms of Mars: Constitution Draft


想像してみてよ。「お国のために死ねますか?」と聞かれて、総理大臣が率先してNoと言う国を。

「私は総理大臣ですから子供達に人間としての見本を見せなきゃいけない。人は決して国という単なる概念のために命を捨ててはならない。国家はまだ未熟な人類の現在のところ取りあえず必要な必要悪なのです。人類は国家や民族、宗教などに固執せず、何故ならばそれらは普遍ではありませんから、人と人を隔てる垣根のない世界を築き上げるべきなのです。人間は本能として群れを作る。しかし同時に人間は新しい土地を目指す移動の本能を持っている。日本人は一カ所に留まる農耕民族だったのではありません。太古の昔、大陸から率先して世界の果てに移動してきた勇気あるアジア民族だったのです。国なんて作っていたらこの後どこに移動できるというのですか?国のまま移動したらそれは侵略なのですよ。人間の脳は既に戦いを捨てるのに十分に進化しています。国家などいう野蛮な小さな概念に拘ってはいけないのです。また所有の概念も変えなければいけない。何故なら私たちの家は小さな閉ざされた土地ではなく、この地球全体なのですから。。。」

もし日本の総理大臣がこんなことを言ってくれたら本当に尊敬するね。

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The Constitution of Japan


最近、正直ビートマニアックではこういった政治的内容を扱うのは止めようかとも思っていたのだけど…何故ならば塾も商売だし。でもね、ネトウヨの人達はもとからこの塾へは来ないっぽい。来たとしても、私は根っからリベラルだから直ぐに左翼という烙印を押されてしまうよう(笑)。よって自分の主義主張はもっと分かり易く、詳らかに明かしたほうが好いと思ったね。ところで、リベラルって左翼なの?その辺からしても昨今の日本がいかに政治的に愚かな流れにあるかって感じ。例えば学校教師が学校で政治的発言をしたら、自民党や政府へチクられるみたいな、そして公安(特高)に取り締まられるみたいな、そんな明治時代への逆戻りがOKなはずがない。政府が言う政治的中立とはそのまま政府の言うがままということだものね。学校教師が「お国の為に死んで来い」と言う時代がまじで繰り返されそうだよ。

で、日本国憲法序文を訳してみた。自民や安部の解釈がいかに間違っているかをはっきりさせるために訳したよ。ちゃんと調べてはいなかったけど、やはり英語が原文だね。これはAlfred Hussey Papersというもの。
http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/03/076a_e/076a_e005l.html
英語が原文であることに何か問題でも?いやいや問題はその原文のことを知っていてもまともに解釈出来ない日本の総理大臣と自民党員たちでしょ。例えば翻訳本で疑問点があったとき、仮に留学経験まであるなら英語原文チェックくらいするでしょうが。わたし、これ訳すとき憲法の原文は英語だったんだなとよ~く判りました。だって英語の方がスムーズに話が流れる。実際、わたしが対訳した憲法の言葉はおかしいでしょ。こういうものなんだよ。英文を、なるべく勝手な意訳なしで日本語にしようとすると、どうしても砂利道を自転車で走っているようになる。それが普通なんだね。自分で書いた英文さえ日本語変換するとそうだから。とにかくアメリカナイズされるのが大好きな安倍やネトウヨたちの英語センスなさには驚き。こうして訳してみると、私の文章が格調高い文体ではないからこそ、いかにこの憲法が国際的なものかを痛感する。

①日本国憲法はこの序文の時点で、自民の憲法など話にならない!論外!と言っていることが判る。この部分だけで自民の憲法案がクーデターに値することがわかる。常識的な判断で国民主権でなければお話にならない。

②日本国憲法は自民のキモ国会議員が繰り返すような「国を護る」なんて馬鹿なことは言ってはいない。わたしたちの安全と命を守ると言っているんだよ。国じゃないんだよ!

③日本の恥ずかしい総理大臣が「諸国民(他国民)を...信頼して」と言っているけど、ゆえに「みっともない憲法」と言っているようだけど。ははは!大笑い!この部分は英語では分詞構文を使っているんだよ。どう考えても「理由・因果」を表す意味合いではなく「~しながら」という分詞構文本来の意味合いだよ。「信じたから~する」のではなく「信じながら~している」だけ。多分もとからホッブズ主義者の自民党員にとっては他の人を信じる自体が気に入らないのでしょ。

④これに関しても全く恥部総理&恥さらしたちが恥の上塗りをしている。この部分も分詞構文だよ。安部は現在分詞として解釈しているようだけど、頑張っているから、その中で名誉ある地位を占めたいと欲するでなければ意味が通じない。分詞構文であろうが現在分詞の後置修飾であろうが自分がその社会に身を置いていると解釈するのが普通に言葉を喋る人間の感覚でしょう。

わかり?自民がどんなけ馬鹿の集まりかということ。。。

自分で言ったらおかしいけど、わたしの英文解釈確実に正しい。もし仮にだよ、自民の連中がそれを知っていながらとぼけて、改憲のために国民に嘘の解釈を言ってたなら、それはちょっと信じられないくらい...悪魔レベルの行為なんだよ。

安部の憲法への「みっともない」「いじましい」発言:
https://www.youtube.com/watch?v=xQ266mp3yQo
https://www.youtube.com/watch?v=YJiPRyYAPDg
http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/TKY201212140595.html

The Constitution of Japan/ 日本国憲法

We, the Japanese people, acting through our duly elected representatives in the National Diet, determined that we shall secure for ourselves and our posterity the fruits of peaceful cooperation with all nations and the blessings of liberty throughout this land, and resolved that never again shall we be visited with the horrors of war through the action of government, do proclaim that sovereign power resides with the people and do firmly establish this Constitution. Government is a sacred trust of the people, the authority for which is derived from the people, the powers of which are exercised by the representatives of the people, and the benefits of which are enjoyed by the people. This is a universal principle of mankind upon which this Constitution is founded. ① We reject and revoke all constitutions, laws, ordinances, and rescripts in conflict herewith.
わたしたち日本人は、国会において正式に選ばれた代表を通して、自分自身や子孫のために世界の全ての人たちと平和的な協力の実りとこの土地全てで自由の祝福を確保することを明確にする。また決して、再び政府の行動による戦争恐怖の被害を被らないことを決意する。そして主権は人々にあることを宣言し、しっかりとこの憲法を制定する。政府は人々の神聖な委託物であり、人々のために得られた権威であり、人々の代表によって行使される力であり、人々によって得られる恩恵である。これは人類の宇宙的な普遍でありその上にこの憲法は設立されているのだ。① わたしたちはこれとは矛盾する全ての憲法、法律、条例、修正を拒絶し破棄する。

We, the Japanese people, desire peace for all time and are deeply conscious of the high ideals controlling human relationship, and we have determined ② to preserve our security and existence, ③ trusting in the justice and faith of the peace-loving peoples of the world. We desire to occupy an honored place in an international society ④ striving for the preservation of peace, and the banishment of tyranny and slavery, oppression and intolerance for all time from the earth. We recognize that all peoples of the world have the right to live in peace, free from fear and want.
わたしたち日本人はいつでも平和を望み、理想的な人間関係の統制を強く意識している。そしてわたしたちは③ 世界中の平和を愛する人々の正義と真実性を信じ ② わたしたちの安全と存在を守ることを明確にする。 わたしたちは国際社会で④ 平和維持のため、独裁や奴隷制、抑圧や不寛容をなくすよう頑張り、名誉ある地位を得ることを望む。わたしたちゅは世界中の全ての人々が恐怖や貧困なく平和に生きる権利を持っていることを認識している。

We believe that no nation is responsible to itself alone, but that laws of political morality are universal; and that obedience to such laws is incumbent upon all nations who would sustain their own sovereignty and justify their sovereign relationship with other nations.
わたしたちは一人だけで成り立つ国はなく、政治的な倫理規範の法則は普遍だと信じている。そしてその法則へ従うことは自分自身の主権を維持し、他の国との独立する関係を正当化する全ての国の責務であると信じている。

We, the Japanese people, pledge our national honor to accomplish these high ideals and purposes with all our resources.
わたしたち日本人はこれら高い理想と目的をわたしたちの持つ全てをもとに達成すると国の名誉にかけて誓う。

拙訳

So you can RRRRReturn. ほぼほぼ!

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Speak No Evil



これはエコノミストの5月16日の記事です。世界が日本を正しく見ているのが分かります。日本のメディアは、自分達が世界からこんな風に見られていると自分自身で公表出来るのでしょうか?...多分無理でしょう。残念ですがもとから真実を報道しよういう勇気はないでしょう。更にはこの記事の英文はかなり難しいのですが、正直日本の新聞記者がこれをすらすら読めるとは到底考えられません。彼らには世界標準の読解力もありません。権力に怯えるのは当然でしょう。

(全訳は大変なので部分的に訳しておきました。)
http://www.economist.com/news/asia/21651295-japans-media-are-quailing-under-government-pressure-speak-no-evil?fsrc=scn/tw_ec/speak_no_evil

The media in Japan
Speak no evil
日本のメディアは「言わざる」

Japan’s media are quailing under government pressure
日本のメディアは政府のプレッシャー下で怯えている。
May 16th 2015

WITH a weak opposition, an election in the bag and buoyant approval ratings, the government of Shinzo Abe, Japan’s prime minister, would hardly seem to have much to fight against. Yet it is waging an increasingly heavy-handed campaign to intimidate the media. Even pro-government journalists are crying foul.
弱い野党と選挙結果に支えられ更には浮力のある支持率で安倍政権はほとんど敵対する相手はいないように見える。しかし彼らは、メディアを怯えさせるますます高圧的なキャンペーンを行っている。体制支持のジャーナリスト達さえそれは反則だと言っている。

Discreet interventions by politicians have long been customary. But bullying recently broke into the open when a bureaucrat turned political gadfly, Shigeaki Koga, accused the government on a television show of strong-arming the media by securing his removal from “Hodo Station”, a news show owned by TV Asahi, a liberal broadcaster. The ruling Liberal Democratic Party (LDP) promptly proved Mr Koga’s point by grilling the programme’s producers over the outburst under the auspices of Japan’s broadcast law.
今までは政治家は(メディアへの)介入を控えるのが習慣化されてきた。しかし官僚から政治評論家に転向した古賀茂明氏がテレビ番組で政府のメディアへの強いコントロールを非難したとき、そのイジメは表に出た。それはリベラルな放送局であるテレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の降板を確実なものとさせた。与党自民党は放送法を逆手に取りその暴挙に対し番組のプロデューサーを査問することで即座に古賀氏の言うポイントを証明した。

That brought the LDP close to overstepping the law’s guarantees of freedom of expression, media scholars say. Other recent cases of muzzling the media include thinly veiled threats over broadcasters’ licences. Last autumn the LDP demanded fair and neutral reporting on the snap general election in December. Many Japanese thought the election a waste of time and money. Television channels cut back their coverage. Not coincidentally LDP—which is able to get out its core voters and does better on low turnouts—won easily.
それは自民党が法が保証する表現の自由に限度を超して入り込む寸前の状態をもたらしている。他の最近のケースでは放送ライセンス対しての微かな脅しを含むことでメディアに口輪をはめようとしている。

Mr Abe has objected to television interviews in which ordinary people say that his economic schemes are not helping them, though such a perception is common. Personnel changes at Japan’s main broadcasters are now routinely rumoured to be down to government pressure. Even foreign journalists complain that diplomats try to steer their reporting.
安倍氏は、テレビのインタビューで一般の人達が彼の経済政策は役に立っていないと答えることに対し嫌悪を示す。実際にそのような見解が一般的にも関わらず。

The long-term aim may be a broad reshaping of the media. While the LDP was out of office in 2009-12, it blamed the media for its humbling by the opposition Democratic Party of Japan. Today Mr Abe’s cherished aim is to revise Japan’s constitution, written seven decades ago by the Americans, in which Japan renounces war as a sovereign right. Shifting the public away from its deeply held pacifism would require broad media backing, or at least for criticism to be muted.
今日安倍氏の大切な目標は70年前アメリカによって書かれた日本憲法を改定することである。その中で日本は主権者の権利として戦争を放棄している。その深く保たれた平和主義から大衆を離れさせるためにマスメディアのバックが必要なのだ。少なくとも批判者を静かにさせなくてはいけない。

A particular target is NHK, the state broadcaster. The government also summoned executives from “Close-up Gendai”, a hard-hitting current-affairs programme, to answer for minor flaws. The broadcaster’s newish director-general, Katsuto Momii, a friend of Mr Abe, last year declared an intent generally to hew more closely to the government line. The LDP also cheered the departure in 2013, for family reasons, of Monta Mino; his forthright guests used daily to skewer the ruling party on television, says Michael Cucek of Sophia University.

The assault on broadcasters accompanies pressure on the most forceful of the establishment-minded big daily newspapers, the Asahi Shimbun, sister paper to TV Asahi. Last autumn the government and conservative media outlets savaged it for its admission that some of its reporting on the imperial army’s wartime use of sex slaves had relied on false testimony. The broad historical facts are not in doubt, yet journalists say that inside the Asahi it is now hard to write about the issue at all. The paper’s political reporters are often too cowed even to ask questions at government press conferences, rivals say.
(戦争慰安婦の)広い歴史事実は疑いようがない。しかし朝日新聞内の記者は言う。現在それについての問題を書くのは非常に大変だ。

Mr Abe would never go so far as to yank a broadcast licence, says one LDP politician, for that would smack of authoritarian government and prompt retribution at the ballot box. Yet there seems plenty of scope to encourage timidity. A new law on state secrets that could send journalists to prison for receiving leaked information will presumably dampen investigative appetites. In a global ranking of media freedom by Reporters Without Borders, a Paris-based watchdog, Japan now comes 61st, a fall of 50 places in just five years.
情報を漏らすことでジャーナリストを刑務所に送るかもしれない新しい秘密保護法は記者の調査する意欲を無くさせていると推測できる。フランスに拠点を置く監査機関「国境無きレポーター」による報道の自由ランキングでは、日本はたった5年間で50位も落ち現在61位である。

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The State of Nature



小学生だった頃、校舎の窓から外を眺めていると「北方領土を返せ!」と大きな垂れ幕をつけた街宣車が学校の周りを周回しているんですよ。パチンコのマーチを大音量でかけ男が何か怒鳴っている。怖かったですね。その頃の自分にとっては一番異様で気持ち悪い風景でした。

わたしの使った社会の教科書には「北方領土は日本固有の領土でソ連に不法占拠されている」なんて自虐的な表現は載っていなかったですね。だからわたしは、「日本は帝国主義から脱した自由で平等で平和な国だ」と胸を張って教育されました。

今の教科書には日本は北方領土でロシア、竹島で韓国、尖閣諸島で中国との領土問題があるとか書かれているんですよね。平和じゃない国だって子供に教えているんですよね。

前回書きましたが、ホッブズ主義では自然状態=戦争状態なのです。(人は人に対してオオカミだから。欲の行使が自然権だから。)一国家の通常状態(自然状態)は周りの国との紛争状態なのです。安倍の、石原の、田母神の、ネトウヨの行動基盤がどんなものなのかよく分かるでしょ。戦争状態をつねに続けている人達。ついでにキム・ジョンウンもつねに戦争状態を続けている人ですね。そういう人達のレトリックに乗せられ「戦争できる国になるのが普通だ」なんて思っちゃいけないのですって。何故なら彼らの論理の普通とはもとからが戦争状態なのですよ。

「集団的自衛権は正しいとも言えないし、間違いとも言えないし...」

ではないって(>_<)。間違いってはっきり言わなきゃいけないんだって!

憲法=立憲主義を壊してしまうことになるのです。憲法の解釈は法の支配を覆してしまうことになるのです。一つ一つの法律や政策が民主主義に沿っているかかどうかの判定は内閣や権力者がするのではなく憲法がしなくてはいけないのです。その憲法を勝手に解釈出来るようにしてはいけない!!!!!

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Article 9


9条(憲法)が日本製でないからと言う人がいます。でもね、日本の文化、歴史は折衷そのものです。言語、宗教、哲学...。

愛ある世界に生きたいですよね?しかしご存知のように「愛」はキリスト教の概念です。仏教も儒教も日本の物ではありませんよ。民主主義という概念も日本製ではありません。実際民族自体がgenuine(純種)ではないのです。大陸から来たのです。王様もです。

そして日本人はpossession(所有)に対して誤った考えを持っている場合が多いようです。例えば自分の子供は自分の所有物だからどうにでも出来るなんて思っていませんか?自分が買ったからこの土地は自分の物とか?...ape(猿)が直立歩行しただけで地球を自分の所有物にできるのでしょうか?

この地球上には「自分の所有物」あるいは「純種」なんて無いのです。だって、あなた自身が単に地球の一部だから。概念であろうが物であろうがいかに共有するかなのです。


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