About learning English

英語を日本人が学ぶのは大変ですね :cry:。
まずはちゃんと英語とお友達になりましょう!
週に一度だけ会って「やあ、久しぶり!」では、
なかなかフレンドリーな関係は築けないですよ。
毎日会って会話し、笑って泣く仲じゃないとね、
言語ですから。。。
冗談ぽく言っていますが、冗談ではないですよ :)。
英語って確かに勉強ではありますが、
半分以上は体で覚えなければならない、
実は部活と同じようなものなのです。
そこが他教科とは大きく異なる点でもあり、
楽しくもあるし大変な部分でもある。
だから正直、
英語を単に受験勉強の一教科と考えている人は、
伸びは難しいかも。。。
だってそんなに甘いものではありませんから。

何でもそうですが、
舐めていたら舐め返されます。
英語から舐め返されるというのは、
ちょっと悲しいですが、
その人の将来の広い世界が消えるということです。
ん~確かに日本の中で生きていれば十分なのかもしれませんが。。。
私の場合はそれはあまり好きじゃありませんでした。
私は歌謡曲や演歌よりロックが好きなもので :mrgreen:。
その辺は人それぞれなので強くはプッシュしません。
しかし今や韓国も中国も東南アジアも世界のほとんどの国は、
英語を世界標準として勉強してます。
日本が日本語だけなら、
国としても世界からどんどん遅れをとる可能性は大です。
世界標準を知らないというのは、
自由や平等の概念からもちょっと離れるかも。。。
勉強すれば分かりますけど、
日本ってそんなに民主的な国でなかったりしますよ。
日本にどっぷり浸かっていると見えなくなるものも多くなります。

それからこれは私の経験則ですが、
志向してない人は得られません。
英語圏の文化に憧れていた私や私の仲間は、
昔よく変な目で見られ人から嫌味を言われました。
「そんなにアメリカが好きならとっとと移住すれば...」
そして約20年程度の月日が流れました。
英語圏の文化に憧れ続けてきた私の仲間は皆、
今何かしら英語やその文化との接点を持っています。
外国に住んでいたり、
家族が外国籍の人だったり、
英語を使う職業だったり。
一方日本の文化にどっぷり浸かっていた人達は、
ただそれだけ。
多分これからもずーっとそうなのでしょう。

これは英語だけの話ではありません。
私の知り合いにはプロのミュージシャンも多くいます。
彼らはどんなに貧乏な思いをしても、
それになろうと目指し続けたのです。
奇跡とかは起きませんよ。
学生時代から音楽をやって目立っていた人たちが、
今成功しているだけ。
今やっていないが将来化ける...
今英語をやっていないが、
将来話せる...は、
あり得ないのです。
それは確かに宝くじに当たる人もいるので、
確率的にはまったく無いわけではないでしょうが、
それをあてにしていたらだめでしょう。

(ここからは高校生の皆さんは必読してください。)
どうも英語学習については間違った認識が横行しています。
英語をマスターしている人の絶対数が少ないからでしょう。
まず高校生に的を絞って言うと
単語力、熟語力が到底(絶望的に)足りていません。
「単語が分からなくても文脈から推測する...」
は勉強しなくてもお金さえ払ってくれば大丈夫、
というお金儲け主義の予備校や塾が仕掛けた罠です。
長文大問一つの中にたった10個でも分からない単語があれば、
多分解釈度は半分以下になるでしょう。
高校卒業レベル(英検2級程度)の単語量になるには、
高校の教科書の全ての単語を暗記しても足りません。
覚えることは膨大です。
それはそうです。
英語は一つの言語、文化ですから。

それから更に、
センター試験でコンスタントに170点以上採れるようになるには、
読んでから日本語に訳し直しするのではなく、
英語を読んでそのまま英語で直接理解できる能力が必要となってきます。
(勘違いしないで下さい。
センターで200点はさほどびっくりすることではありません。)
たとえ3000個程度の単語を一通り覚えたとしても、直ぐにはそうなりません。
文法を理解し単語を知ったとしても慣れる時間が必要となるのです。
程良い難しさの文章をしっかり解釈した後、
何回も何回も音読を繰り返します。
日本語では文章を読めば自然とその情景が頭の中に浮かびますよね。
英語でもそれが起きるようにするのです。
今までは、
「家具」=「頭の中に浮かぶ家具の情景」だったのですが、
「furniture」=「頭の中に浮かぶ家具の情景」に持っていくのです。
今度はそれを文単位で理解できるように、
毎日舌が疲れるまで音読を繰り返すのです。
3000程度の必修単語と文法を知った後、
正直3年はこうした慣れる時間が必要となるでしょう。
ですから、
高校3年で夏休みをインジョイしたのち本格的に受験勉強に入る...
では間に合う間に合わないでなく、
必然的に出来る事の上限が決まってしまう。
ただし、かといって諦めたらされで終わりです。。。
こういった事実、
過去に誰かが皆さんに教えてくれましたか?
...それはそうです。
知っている人がほとんどいませんから。
正直高校の英語教師でもTOEIC800点程度なのが、
日本の英語教育の現状なのではないでしょうか。

英語は受験科目の単なる一つ?
ではありません。
上記に書いたように一つの言語=文化なのです。
仮に文科省が高校ではこれだけ英語を勉強すればいい、
という基準を設定したとしても、
文科省や学校はその後の皆さんの「英語人生」について、
何も保証してくれませんよ。
(正直言うと、そういう基準を作る役人自体が、
英語をマスターしている可能性が低いですから 👿 。)
人生は自分で決めるもの。
人生に英語を取り入れるかどうかはあなた次第なのです。
英語人生と変な言葉を使いましたが、
マスターすれば当然人生が変わものでもあるし、
一度はじめたらずっと永続的に続けなくてはいけないものでもあるのです。
どうして?
どうしてでしょう 😀
やってみれば分かります。
私はいまだに英会話にも通っていますし、
TOEICも受けていますよ。 😀

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