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Article 9


9条(憲法)が日本製でないからと言う人がいます。でもね、日本の文化、歴史は折衷そのものです。言語、宗教、哲学...。

愛ある世界に生きたいですよね?しかしご存知のように「愛」はキリスト教の概念です。仏教も儒教も日本の物ではありませんよ。民主主義という概念も日本製ではありません。実際民族自体がgenuine(純種)ではないのです。大陸から来たのです。王様もです。

そして日本人はpossession(所有)に対して誤った考えを持っている場合が多いようです。例えば自分の子供は自分の所有物だからどうにでも出来るなんて思っていませんか?自分が買ったからこの土地は自分の物とか?...ape(猿)が直立歩行しただけで地球を自分の所有物にできるのでしょうか?

この地球上には「自分の所有物」あるいは「純種」なんて無いのです。だって、あなた自身が単に地球の一部だから。概念であろうが物であろうがいかに共有するかなのです。


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Musicians: Beatles Genre: 60s, Rock, Standard

Just a Little Lovin'

 

 

昨日TOEICを受けてきました。ということで今日は久々にほっとした朝を迎えています。テストの出来は...分かりません(゚д゚;)。ま、いいでしょう :mrgreen: 。今朝、娘に電話して"Your English is quite well."とも言われたし、それで十分です。

というわけでセンスのいい音楽を久々にどうぞ。私の場合音楽は絵画と同様に芸術の一つとして楽しみます。ちょっと思うところがあって言わせてもらいますと、ときどき「このロックアーティストは真面目だから好きだ...」なんて言う人がいますが、私の場合そんな精神論はちょっと...という感じです。例えば世の多くの人はピカソは真面目でないと取っているようですが、何を持ってそんな事が言えるのでしょうか?ピカソが(昨今のヤンキーのような)不真面目さを持ってあのデッサン力を習得できた...とでも思っているのでしょうか?女性に多いのですが、真面目で一途で...みたいな男性に対する理想像をアーティストに求める人がいるのですが、正直それは漫画の世界のいちばん分かりやすい男性理想像ではないでしょうか(しかも普通それって最低限の条件ですよね)?それだったら正直そこらの実質努力をしてこなかったヤンキーは真面目でカッコ良く(何故なら彼らはいつもその表面上のカッコ良さを装う努力だけはしているから)、実質努力をしてきた、さらに才能もあるピカソは不真面目でカッコ悪いということになってしまいます。私なら女性アーチストにも男性アーチストにもまずは人間であることを望みますけど。

曲はSarah Vaughanの"Just Little Lovin'"とBrenton Woodの"Baby You Got it"です。例えばこのBrenton Woodの曲、そういう女性達にとって極限まで女々しい曲ということになりますか?こんなにセンスが良くとも?私だったら芸術のスレッシュホールド(しきい値)は真実の人間であるかどうかだと思うのですが。


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Musicians: Brenton Wood, Sarah Vaughan Genre: 60s, Jazz, R&B, Soul, Vocal

Bob Dylan nominated for top French honour...

http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-22764470
前回長くなってしまったので、今回はちょっと短く 😉 。BBCよりです。ボブディランにフランスのレジオン・ドマール勲章が授与されることが決まったそうです。別にさほど驚くべきニュースではありませんね。それより去年ノーベル文学賞を与えられなかった方が残念でありません。誰が時代を作ったかというと彼やジョンレノンですよね。あるいは故J.D.サリンジャーとかね...。中国の作家ではなかったと思います。この記事に書かれているようにどこの国にも、創造的な人間に反感を抱く保守反動派は必ずいますね。「戦争賛成!人を殺せ!」のほうが余程恐ろしいことなのに。それから大麻のことですが、ポールマッカートニーの方がそちらでは有名なのですけどね?

Bob Dylan nominated for top French honour

_67960725_dylan_apBob Dylan was an icon of the anti-war and civil rights movements in the 60s

Veteran US singer Bob Dylan has been nominated for France's top distinction, the Legion d'Honneur, an award previously given to Sir Paul McCartney.

His nomination, by culture minister Aurelie Filipetti, was approved by the award's 17-member council.

Chancellor Jean-Louis Georgelin wrote in Le Monde that although the panel originally rejected the nomination, Dylan, 72, was an "exceptional artist".

The "tremendous singer and great poet" got a lower rank of the award in 1990.

Satirical weekly Le Canard Enchaine (The Chained Duck) reported in May that Dylan's nomination was rejected because of 1 his opposition to the war in Vietnam, where 2 France was a former colonial power, and his alleged use of cannabis.

However, Georgelin did not elaborate on the reason why the nomination was originally blocked, simply citing3 a past "controversy".

Top US honour

Singer-songwriter Dylan shot to fame in the 60s as an icon of the anti-war and civil rights movements.

Songs such as The Times They Are a-Changin' and Like a Rolling Stone became synonymous with the 60s counterculture, and he became a poster-boy for a disenchanted generation.

The artist also became an informal historian of America's troubles with tracks like Blowin' In The Wind, but his decision to move away from traditional guitar in favour of an electric version in the mid-60s proved controversial among die-hard folk fans.

He was awarded the top civilian honour in the United States, the Presidential Medal of Freedom, in May 2012.

Earlier this month, he was made an honorary member of the American Academy of Arts and Letters.

Recipients of the Legion d'Honneur, the Legion of Honour, include U2 frontman Bono, artist Louise Bourgeois, singer Charles Aznavour and actor Jean Reno.

それでは文法上の注意点を見ていきましょう。水色のマーカーと数字のふってある場所が注意点です。下線のついた単語は下に意味を書いておきました。

  1. because ofは「~のせいで」です。無責任な参考書や学校の教師は「~のために」と教えますが、それでは目的のfor the purpose ofやin order to doなどと、ごっちゃになってしまいます。原因をあらわす「~のせいで」と覚えましょう。because of = on account of = due to = owing to...同じ意味の熟語はまとめて覚えてしまいましょう。because ofとon account ofは悪い理由を言うために多く使われます。ただし最初はまとめて覚えればいいです。覚えるハードルを高くするのはやめましょう。
  2. 関係副詞の非制限用法です。先行詞がVietnamという固有代名詞なので必然的に非制限用法になります。関係代名詞(which)か関係副詞かで迷うときは先行詞を関係詞以下に戻して考えましょう。この場合なら"France was a former colonial power"の中に単体でVietnamが戻れる場所はありません。"France was a former colonial power in Vietnam"とinを伴えば戻れます。ということはinの意味がもとから含まれるwhereを使わなければいけません。
  3. これは普通の分詞構文です。分詞構文とは分詞(現在・過去)が接続詞の意味合いを表すものです。分詞は他にも形容詞の役割を果たす制限用法と補語になる非制限用法があります。分詞をしっかり理解すると英文法に自信がつきますよ!

civil rights movement  黒人公民権運動
distinction 名誉(称号、勲章)、区別
exceptional 例外的
tremendous 途方もなく
satirical 風刺的な
colonial 植民地の
alleged 疑惑の、申し立てられた~
cannabis 大麻
elavorate 詳しく述べる、成功に作る
cite 述べる、引用する
controversy 議論
shoot of fame 名声をつかむ
icon 偶像
synonymous 同意語
counterculture 反体制文化
poster-boy 看板男
disenchanted シラケタ、魔法から目覚めた
die-hard 頑固な(決して死なない)
recipient 受賞者、受取人


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Musicians: Bob Dylan